“核兵器の廃絶”訴え 仙台在住の被爆者が気仙沼で講演〈宮城〉 (23/07/05 11:59)

https://www.youtube.com/watch?v=4VcyBVDXUkE

78年前に広島に投下された原爆で被爆した女性が、気仙沼市で講演し、核兵器の廃絶を訴えました。

講演会は、「県原水爆禁止協議会気仙沼支部」が開いたもので、仙台在住の木村緋紗子さんが講師を務めました。木村さんは8歳の時に広島市内で被爆し、父や祖父などを亡くしました。仙台に移り住んでからは県内の学校などで被爆体験の語り部として活動を続けています。

講演では自身の体験を通した原爆の悲惨さを語り、次の世代にこうした体験をさせてはならないと、核兵器廃絶の強い思いを訴えました。

仙台在住 被爆者 木村緋紗子さん(86)
「私は生かしてもらって本当にありがとう、やるからねという気持ちになっていますから、涙こぼしながらでも語っていきたいと思います。自分たちの子供、孫を考えると核兵器はいりません」

参加者
「体験からの話で大変なことだと改めて思った」
「核兵器は必ず廃絶しなければならないと思っている」

木村さんによりますと、現在、県内在住の被爆者はおよそ70人だということです。

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